就寝時にスマホを枕元に置いていませんか? 電磁波が体に影響するメカニズム

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近年、メディアでも取り上げられることが多くなった電磁波の有害性。「大したことはない」と思われる方も多いかもしれませんが、電磁波過敏症は誰にでも身の覚えのある不調を及ぼしています。

たとえば、頭痛やめまい、不眠、動悸、食欲不振や、吐き気、皮膚のかゆみなど。日々、感じることのある体調不良は気のせいではないのです。

電磁波が体に影響するメカニズム

電磁波とは、電界と磁界が交互に絡まってできた波。電気が生み出す波によって空間を揺り動かしています。

電磁波とは

参照: 環境省『⾝のまわりの電磁界について』

その電磁波を人が強いレベルで浴びると、人間の体内にある電子も激しく揺り動かされてしまうのです。結果、体温の上昇につながり、神経や筋肉が興奮するといった整体作用が引き起こされると言われています。

電磁波が降り注いでいるといっても過言ではないデジタル時代。家庭でもスマホ、パソコン、IH調理機器といった電磁波に囲まれた電子機器が普及する生活では注意する必要があるのです。

電磁波からあなたを守る対策方法

digital device

電磁波は、目に見えないために体への影響に気づきにくいもの。慢性的な不調や症状が、実は電磁波が原因だった! という方もいるのです。確実に影響を及ぼしているとされる研究もあり、事前に対策することが非常に大切となります。

もしかしたら自分にも何か影響があるかもしれない……と心配な方は、簡単な対策もできるため、ぜひ日常生活の中で試してみてください。

対策1:距離をとる

メモとコーヒー

通話するときには、当たり前ですが電話機やスマホを耳に当てていると思います。これは、電磁波を発しているデバイスを脳に直接近づけている状態です。

極端に言えば、高周波の出ている電子レンジの中に頭を入れているのと同じことになります。対策としては、イヤホンをつけてマイクで、ハンズフリーで会話するなど、周波数を出す対象と距離をとることが大切です。

北海道立衛生研究所の研究によると、電磁波を出す対象物の表面から15センチ~30センチメートル離すことによって、人体への電磁波のばく露量は、大幅に軽減できることがわかったそうです。このことからも、「距離をとる」。ただそれだけのことで、電磁波対策となります。(参照: 電磁界と健康

また、電化製品の不要時はコンセントを抜くことも効果的。これは、コンセントに刺した時点で、電圧がかかって磁場や電界が生まれて電磁波が生まれるためです。寝ているときに枕元に充電中のスマホを置いている方いませんか? これはもっとも悪い状況と言えるかもしれません。

不要な電気を生み出さなくすること、距離を保つことで、十分な電磁波対策になります。

対策2:測定してみる

これまでのことからわかったように、電磁波はわたしたちのすぐ身の回りにあります。普段から使っているドライヤーや寒い時期には活躍するホットカーペットも、実は高い数値の電磁波を発しています。

脳との距離が近い電化製品や、体に長時間当てて使うものについては、時間を制限するようにしましょう。そのために、今からできることは、電磁波がどこにあるのかを知ることから。目に見えない数値を測定することで、自分の体を守る対策につながります。

電磁波測定器 Safe & Soundは、電磁波の危険性から身を守るための測定器。電磁波に反応するセンサーを搭載しており、屋内だけでなく屋外の電界や磁場の数値レベルを測定することが可能です。一度購入すれば何度でも使用することができ、体が察知していた不調を知ることができ、安心にもつながります。

まとめ

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現代のデジタル社会では、電磁波を浴びて、体に帯電している人も多いと言います。ポイントは、とにかく距離をとること。そのためには、まずは身の回りの電磁波がどこにあるのかを知ることが第一のステップです。

測定器を使うと、こんなに電磁波が身の回りにあったのか、と驚かれる方も多いと思います。電磁波とうまく付き合うために、都会にいるかたは山登りやガーデニングといった自然と触れることも効果的です。安心安全な生活にするためにも、無理なく今できることからはじめてみてください。